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2003年2月後半



2/17

 ミニ気にニュー 2発

自転車のりは乳がんにならない

 正確には、若い頃に運動しているとよい。特にサイクリングしている人がなりにくい、という研究結果らしいです。性的不能になったり、乳がん防止になったり、自転車にはネタになりそうな機能が満載されていますね。老人になってから自転車に乗ると性欲が増進される、とかいう作用もひょっとしたら隠されているかもしれません。研究の価値ありかと(ありません)。

赤字のマクド、一転値上げ  チーズバーガー120円

 ハンバーガー59円は据え置きで、チーズバーガーだけ元の値段に戻すみたいです。
 ハンバーガーとチーズバーガーの違いはチーズ一枚だけですから、チーズ一枚61円という計算になります。高いなぁ。
 と思っていたのですが、雪印のとろけるスライスをのせたと考えると、とろけるスライスは一枚およそ25円ですから、そんなにぼったくりではないことがわかりました。むしろ今までが安すぎたのかも。高速のドライブインで、かけうどんが月見うどんになっただけで100円UPになるのに比べたら、おそろしく良心的な値段です。ちょっと見直してみました、マクドナルド。





2/18

 ちょっとやな話。

 先日、会社の後輩から夜遅く突然電話がありました。
「おひさしぶりです。ぴっちさん」
「おぉ、おひさし。どうした?」
「いやぁ、どうしようか迷ったんですけど、やはり一応伝えといたほうがいいかなぁと思って」
 こういう風に引いて話すできごとにろくなことは無いと相場が決まっているのですが、聞きたくなるのが心情というもの。
「なに?」
「ぴっちさんの部署に、ぴっちさんと同じ名字の人います?」
「いないけど」
「そうですか。……ぴっちさん、人気無いですよ」
「なんだそりゃ。たしかにセクハラ魔王だから、人気があるとは思わんが……」
「そんなのはぼくも知ってますよ。そうじゃなくて、嫌われてるというかなんというか……」
 話を聞くと、後輩がたまたま夕飯を食べにいった中華料理店に私と同じ部署の女性が4人ほどいて、他人のことをあれやこれやといっていたらしいのです。しかもよくよく聞くと私の名前だったそうで。
「ま、まあ、万人に好かれるとは思ってないし…(←動揺)そういうこともしかたあるまい」
「そうなんですけどね。ただ、かなりひどかったもんですから……例えば、ぴっちさん、よくパソコンのことよく聞かれます?」
「聞かれるね」
「そのことで一人の女性が『キライなんだけどパソコンには詳しいから、おしえてーってかわいく言って教えてもらうんだけどね。ギコハハハハハ』なんて言ってましたし」
「……むう。ギコハ笑いかよ。懇切丁寧に手取り足取り教えてるのに」
「それがセクハラなんですけど……。でも、あんまりひどいんで一応伝えようかと思って……なんかやらかしました?」
 考えてみると、あるような無いような微妙な感じ。
「よくわからん」
「ふーん。また『やりてー』とか叫んでませんか?」
「! そんなのあるわけ無いだろ」
「そうですか。ぼくと仕事してたときはふつーに叫んでたじゃないですか」
「叫ぶか!」
「覚えてないんですか」
「んなこと言った覚えないわい」
「言ってましたよ。他にも『飲みてー』だの『手が震える。アルコールもってこい』とか『ひとりHしてー』とか『とりあえずどんな穴でもいいから出すもん出してー』などなど」
「……マジで?」
「マジです」
「お前と仕事してたとき、そんなこと言ってた?」
「ええ。女の子がいるときでも気にせずに言ってましたよ。すごい上司がいたものだとビックリしました。慣れましたけど」
「……」
「前はあほなこと言ってもなんとかなる職場でしたけど、今の部署で言ったらダメでしょうね」
「……そうだな」
 前の仕事場はあほな人が多かったのですが、今の部署の人はまじめな人ばかりです。
「言ってません? そういうこと」
「た、たぶん言ってないとおもう…言ってないはず…だったらいいな…」
「なら、仕方ないですね。あきらめてください」
「あうぁぅ」
「とにかく気をつけたほうがいいですよ。それじゃあ」
「……あい」
 口は災いの元と言いますが、まさにその通りです。これ以上ぼろくそに言われる前に、日頃からの自分の言動を見直さなければいけないと思いました。
 
 と思ったにもかかわらず、今日会社で写真を見ていて思わず、
「この女の子めっちゃかわいいー。養女にして育ててー
と思わず叫んでしまいましたよ。周り引きまくり。注意するもへったくれもありゃしません。
 でも仕方ありません。その写真の子、ホントにかわいかったし(←まったく反省の色なし)





2/19

 はーい、2週連続の旅行続きで疲れがピークのぴっちです。
 今日も会社で寝まくりですよ。仕事は山ほど残ってるのにどうすればいいんですかね。気にしないけど。
 つーわけで、気になるニュース。

キスは死の味、20歳女性あわやショック死
 米ミネソタ州で、恋人の男性とキスをした20歳の女性が、あわやショック死する騒ぎがあったことが17日までに分かった。

 原因は女性の甲殻類アレルギー。キスをする直前に彼氏がエビを食べていて、それが影響したらしいです。それにしても、この彼氏、すんごいびびったでしょうね。キスしたら、彼女の体がガクガク震え出して、泡吹いてしまったわけですから。キス恐怖症になりそうです。
 ところで、キスについてですが、ラジオでおもしろいニュースをやっていました。
 日本を含めた先進国で「パートナーのキスに満足しているか」というアンケートを行ったところがあるそうです。結果、欧米ではほぼ90%近くの人が「満足」としているのにくらべ、日本では70%にもいかなかったそうです。
「これは日本人は「キスが下手」ということなんでしょうか。もしくは単なるキスではものたりず、さらに上へ上へと探究する民族なのでしょうか」
とラジオでは締めていたのですが、私は何となく「日本人=欲求不満」だけのような気がしなくも無いと思うのですが、いかがなもんでしょう。
 上手いといえば、私が「この人のキス、上手い!」と感じたのはホモに無理やりディープを食らった時でした。すんごい嫌だったんですが、なにやら口の中でうにょうにょと……。「上手いかも」と思ったときは、さすがに本能的にやばさを感じて即逃亡しましたね。本当に嫌な思い出です。
 
 ……
 キスに自信のある女性のみなさん、私のこの忌まわしきキスの思い出を上書きしてください!
 待ってます!!






2/20

 えー
 本日、歳とりました。
 この歳になると、誕生日なんてまったくうれしくもなんともありません。むしろ、泣きそうです。だって今、自分の部屋でひとりっきりでこんなもん書いてるぐらいですし(泣)。もう20代も残りわずかとなってしまいました。何とかしたいものです。
 ところで、20代の後半というのは、人によってかなり違うのでおもしろいです。ためしに、自分の20代後半の友人・知人を並べてみます。

 妻、子ども2人の銀行員  ただし不倫中、しかも2人と(独身にまわせ)。
 SE  給料安いくせにひきこもりなので金を使わないせいか、貯金1000万(いいな…)。
 AD  AV専門の映画会社。入社して1週目にAV女優とやったらしい(すごいな…)。
 バーのマスター  女性です。去年オープン。女性客にもてもて(まわして)。
 プログラム会社の社長  24歳までプログラムはおろか、PCもほとんど触ってなかったのに…。私もがんばればよかったのかな…。
 学生  現在8年生(学部生)。こいつの話聞いてると、学生に戻りたくなります。
 バツイチ女性  1年経たずに離婚。そのまえに長いこと付き合ってたらしいのに…。
 アニメーター  某有名スタジオ勤務。こいつに比べたら、私の忙しさなど忙しさに入らなーと思いました。いつか過労死します(確定)。
 無職  3日前、会社辞めました。妻子いるのにどうするのでしょう? 借金魔王でもあります。心配です。お願いだから、地下鉄にガソリンぶちまけるようなことだけはしないようにして欲しいものです。
 営業マン  その会社でも1,2を争う売上の持ち主。年収2000万あるらしいっす(-_-; 
 放浪者  5年ほど前にロシアに行ってくると言ったまま、音信不通に。実家にも連絡がないようで、たまに私のところに母親から電話がかかってきます。これ見てたら連絡しろ、近藤(仮名)。

 全て私の年齢±1歳の人間ばかりですが、成功者と挫折者、まだ道の半ばにいる者と、バリエーションが豊富です。これが、30台半ばになると、けっこう白黒はっきりしてしまうので、バリエーションも減るんですけれど。
 わたしですか? 私はもうやることが決まっていますので、後は実行するだけです。光源氏計画を発動するだけですよ。今年中になんとか手ごろな娘(養女)でも拉致してきましょうかね。うへへ(←今年、ブタ箱行き確定な人)





2/22

 頭の中で、ぐるぐると同じ曲がかかりつづけることはありませんか?
 今日の私はひたすら『なんでだろう』でした。

 三度も見たのに、またまた校正ミス、なんでだろ〜(なんでだろ〜)
 1ギガあるのに、Macがこおるよ、なんでだろ〜(なんでだろ〜)
 「これらのロゴ、イラストレーターでつくっておいてくれ」
 「わかりました」
 (2時間後)
 「できたか?」
 「できてません」
 「なに! サボってたのか!!」
 「サボってません。Macが凍って、しかもデータ破壊で2時間の作業が水の泡なんです」
 「残業確定な!」
 なんでだろ〜 なんでだろ〜 なんでだなんでだろ〜

 こんな感じで逐一自分の行動突っ込みながら、仕事してました。意外とこの曲、仕事に合うかもしれません。作業は全く進まなかったんですけどね。
 夏のころは、ずっと『桃色片思い』(松浦あや)でした。これは地獄でしたよ。ひたすら原稿チェックしてる時も、キーボードをたたきまくってる時もずっと
「もーもいろーの かたおもい♪」
ってずっと続くんですよ。ファンならともかく、どうでもいいとおもっている私にすらリフレインさせまくるとは、ちょっとつんくを恨みましたよ(ファンの方、すみません。他意はありません)。
 この『桃色片思い』、かなり長い間頭の中でかかりまくっていたので、CDなんて持ってもないのにほぼフルに歌詞を覚えてしまいました。間奏部分すらです。かなり、あややファンみたいでイヤな感じですね。
 そんな、残暑のころ、ついに事件が起こってしまいました。
 暑さに弱い私は、もうろうとしながら仕事をしておりました。当然、頭の中ではフリ付きであややが熱唱しています。かなりヤバイ感じでした。そのときです。

「きゅるるん♪」

「お、おい」
 隣りの上司が声をかけてきました。
「はい、何ですか」
 普通に答えた私を怪訝そうにのぞきながら、
「今、『きゅるるん♪』って言ってたぞ」
「! マジですか!」
「ああ」
「口から発していましたか?」
「口から発してしまっていたよ」
 しばし、沈黙。
「ま、まあ、人の趣味はとやかく言わんが、仕事中だから歌は控えるように」
「いや…趣味では……」
「あ〜、わかったわかった。黙っておいてやるから」
「だから…ちが……」
「とにかく仕事しろ」
「(泣)」

 これで、この場は終わったのですが、あれからこの上司、何も言ってきません。たぶん、今でも私があややファンだと信じて疑っていないでしょう。
 いやだなぁ。それならまだ、2代目なっちゃんのファンだと思われたほうがましだと思うぴっちでした。
 きゅるるん♪





2/23

 今日は短めの気になるニュース

ぬるホッカイロ

 言葉どおり、塗り薬風のカイロです。なんだか気持ち悪いですね。売れるのかな、コレ。
 と思ってたら、意外なところから受注が結構あるみたいです。それはいわゆる「おとなのおもちゃ」のお店かららしいです。このカイロはいまいち普通のところにぬるといまいちあったかくないらしいんですが、局部に塗るとその微妙なあったかさがじんわりと刺激していろいろと大変なことになるそうです。
ああっ、ぴっちさん。わたし、なんだかアソコガアツイの! ねぇ、アツイのぉおお!!
なんていわれたら、そりゃ萌えますがな。
 実際使ったこと無いのでわからないのですが、実は今私の目の前にその実物があるんです。ためしに使ってみます。結果が良かったらここで報告いたします。何も無かったら、
「あ〜、だめだったんだな」
と思ってください。
 では、がんばってきます!(何をだ)





2/25

 最近でもっとも好きなCMが『麒麟戦隊アミノレンジャー』です。
 ゴレンジャー風なコスチュームを着て登場するなり
「体脂肪!」
「へろへろ」
「うわのそら」
「お肌」
「のんべえ」
と、つづけて叫び、ドリンクを飲むだけのCMなのですが、かなりインパクトがあります。特に「へろへろ」。ヤツのへろへろブリはただ事じゃありません。
 まず、かなり痩せてます。折れそうなぐらいです。はたして彼はちゃんと食事を取れているのでしょうか。体脂肪に食い尽くされているのかもしれません。心配です。
 次に、かなり肌が青いです。透き通りそうです。「おはだっ」とか言ってるピンクなどよりもかなり肌の状態が悪いです。ひょっとしてすでに死人なのかもしれません。もしくは、のんべえによって飲まされすぎて吐きそうなのかも。
 あとCMで彼のベルトに書いた文字がわからないのも気になっています。「体脂肪」は「膨」、「おはだ」は「肌」、「のんべえ」は「飲」とベルトにそれぞれを表す感じが刻まれているんですが、「へろへろ」と「うわのそら」は見えないのです。「うわのそら」はどうせ「空」とかだろうけど、「へろへろ」じゃ漢字も無いしなぁ…。
 こんなことを考えていて夜も眠れなかったのですが、さすがネットの世界、すでにアミノレンジャーのHPがありました。
 「へろへろ」の説明を見てみると、想像以上です。かなりやばいです。かなりもやしっ子ですよ。しかもベルトの漢字は「弱弓」みたいなのだし(造語のため出せません)。
 何でひとりだけ普通の漢字じゃないんだよ! さすがだぜ、「へろへろ」!

 というわけで、「へろへろ」ファンクラブ会員No.53のぴっちからの報告でした。





2/27

 わかち書きを知っていますか?
 と聞かれてもほとんどの人が知らないと思います。これは普通の文を点字にするときにつかわれるものです。ほかにも小学1,2年生の教科書などにも使われています。などと言葉でいわれてもわかりにくいと思いますので、実際にわかち書きにしてみます。
 だいたい こんな 感じに なります。文節分けとは 若干 違うのが 難しい ところです。この 私の 文章も 間違って いるかも しれませんので、注意 して ください。
 この わかち書きが 最近 ちょっと 話題に なって います。何故かと いうと、韓国で 漢字を 使用しないで ハングルのみで 表そうと いう 運動が 起こって いるのは ご存知の 人も いるかと 思います。それを うけて 昔から あった 日本で 漢字を 使用しないで、カタカナのみで 表記しようと いう 運動に スポットが 当ったからです。
「漢字は 字数が あまりにも 多く、また、使い方も 音読み・訓読み それぞれ いろいろ あり、規則性が なさすぎて 学習に ムダな 時間が かかります。また、キーボードで 入力する 時でも いちいち 変換の 作業が 必要で 非効率です」と言うのが この 運動を おこなう 人たちの 主張です。そこで、彼らは 日本語の 表記を 横書きの カタカナに 統一しようと しました。
(ためしに これ 以後 カタカナに します。興味の ある 人は googleで 『カナモジカイ』と 検索して みて ください)
 カンコクデモ ドウヨウノ リユウデ ハングル オンリーノ ヒョウキニ シヨウト ウンドウガ オコリマシタ。チョット ナショナリズム ハイッテ マスネ。
 デモ コレヲ ヨンデ イルカタハ モウ オモッテ イルコトデショウガ、コンナノ ヨミニクイッタラ アリャシマセン。ムカシノ ゲーム(「サンマノ メイタンテイ」 トカネ^^;)ミタイデス。タダデサエ ニホンゴハ ボインガ スクナイ ゲンゴデ ドウクンイジヤ ドウオンイギガ オオイノニ カナヒョウキナンカニ シタラ コンランノ キワミデス。ソレニ、カンジモ スデニ ニホン オヨビ カンコクノ ブンカノ ヒトツデ アッテ ソレヲ ワザワザ ナクス ヒツヨウハ マッタク ナイヨウナ キガ シマス。ソレコソ ブンカノ スイタイヲ マネキマス。
 あー、いいかげんうざくなってきた。もどします。
 話は変わりますが、なんでカタカナのみの表記って見にくいんですかね。ひらがなだけの表記だとそんなに気にならないのに。(以後、ためしにひらがなわかち書きオンリー)
 やはり、かくかく している しょたい よりも、ひらがなの やわらかな まるみが じょせいを いめーじ させて

「なんだか、『る』の もじって よく みると ちちに にているなぁ。はぁはぁ。あの まるの ところって ち、ちくびかなぁ。たまんねぇ。『そ』も いいよな。なんだか すたいる ばつぐんって かんじ。でる とこ でてるよな。『の』なんて かわいい あの この おしりを おもい おこさせる かたちだよ。たまんねぇよ 『の』。はぁあひぃいぃいい!」

とか おもって しまうから でしょうか。『の』で ひとりえっち できる たつじんも いるかも しれませんね(←いねぇって)。
 ちょっと しらべて みた ところ、にほんじんの しこうでは ひらがな=もじ、かたかな=きごう と はんべつする ひとが おおい らしいのです。ですから、ひらがなの ほうが よみやすいと いう ひとが おおいとの こと。
 でも、なかには かたかなの ほうが よみやすいと いう ひとも いる らしいです。だんせいに おおい みたい。やはり、かくかく した しょたいが、ごつごつした おとこの からだを れんそう させるからでしょうか。きっと かたかな ずきは げいの かたに ちがい ありません。ちかよら ないように しなきゃ。
 結論としては、「フツーが一番」ってことでしょうね。やっぱりさ、漢字ないと『嬲る』とか『秘密の蜜壺』とか無くなって官能小説見てもつまんないしね。
 漢字万歳!





2/28

 昨日、コンビニで立ち読みしてたら、男にすれ違いざまにケツ触られました。気のせいではないです。手の甲ではなく、手のひらでしたから。最近なかったので油断していました。
 どうも、私は男に好かれるタイプらしいです。思えば18のころ、バイト帰りに変なオヤジに家までつけられて以来、長いこと悩まされています。近頃は太ってきたせいかあまり被害がないのですが、25ぐらいまではかなり痩せていましたので、そちらの趣味の人にモテモテでした。まったくうれしくないですけど。
 男が好きな男性にもいろいろ趣向があります。マッチョ系が好きな人、ジャニーズ好き、デブ専、ショタ(というが適当かわからないけど)の人などなど……。それぞれの趣向に合わせて雑誌も数多く出版されています。一概にゲイといっても千差万別です。
 私はその中でも「女性(見た目はまんま男性のことが多い)として、男が好き。特に童顔・少年体系が好み」という人たちにモテてしまいます。ひどかったなぁ、22,23のころ……(遠い目)。
 当時、バーで働いていたのですが、それはもうモテモテでしたよ、ええ。なきそうなぐらいに。しかし、ノンケの私にどうしろというんでしょう。彼らは私が勤めているバーに来るだけではなく、仕事が終わるまで待っててくれたりするのですよ。ですから、店を閉めた瞬間にダッシュで帰る日々が続きました。
 ある時など、駐輪場に止めておいた私の原付のところに待ち伏せしていて
「おそかったのね。2時間も待っちゃった。どこ行く?」(注:男です)
とか言いながら、ガッチリと私の腕をつかむのです。さすがに恐ろしくなってあわてて振りほどこうとしたのですが、なにせ心は女性でも身体は正真正銘の男ですから力は強いです。引きずられて連れて行かれそうになったので、さすがにグーで殴って逃げました。めっちゃ怖かったですね。
 でも、一番怖かった話は別にあるんです。

 ある日、ゲイの方と一緒に二人で飲んでいたんです。その人はデブ専でしたので、私はストライクゾーンから外れていましたし、結構いろいろと教えてもらうことも多かったので行ったわけなんです。
 飲み屋ではフツーに世間話(とはいってもゲイの世界の話とかをバンバンしているんですが^^;)に終始していたわけなんですが、おいしい日本酒だったのでついつい深酒してしまい、気が付いたら寝かされておりました。私は日本酒だけは弱くて、記憶をなくしがちなのです。
「どう、調子治った?」
 一緒に飲んでいたゲイの人が水を持ってきてくれました。
「すみません、迷惑かけて」
「いいのよ。ぴっちくんと私の仲じゃない」
 一息に飲み干します。
「うわっ、これ酒じゃないですか!」
「何言ってるの。酔っ払った時はそれが一番きくのよ」
「ほんとにもう……ところで、ここどこです?」
 焦点が合わない目で辺りを見回します。
 大きなベッドが一つに、ガラス張りで視界良好なシャワールームが目を引きます。
「どこでしょう?」
「ラブホじゃないですか!」
「あたり〜」
「あたり〜じゃないですよ。趣味じゃない男つかまえて変なとこに連れてこないで下さいよ。まったく」
 悪態をつきながら外に出ようとすると、すぐに腕をつかまれました。
「ん〜、ぴっちくん、趣味じゃないと思ってたんだけど」
「ど?」
「いい子だから、いいかなぁ〜っておもって」
「えっ」
 言うなり逃げるひまもなく、あっという間にベットに投げ飛ばされました。
「マジですか? やめてくださいよ」
 常連さんなの強く出れないのですが、それでもなんとか引き剥がそうとします。
「もう、おとなしくしてくれないと、服脱がせられないじゃない」
「脱がせなくてもいいです」
「暴れると痛いわよ」
 目がマジです。本格的に貞操の危機! このままでは私の処女膜が永久に失われてしまいます(←ありません)
「僕はじいさんの遺言で、ケツの穴にモノ突っ込んじゃダメって言われてるんです。勘弁してください」
 何とか体勢を整え、ダッシュでドアへと逃げます。しかし、酔っ払って千鳥足の私にとってドアははるか遠く、すぐにベルトをつかまれてしまいました。
「ダメよ。いっちゃ!」
 ブチッという音とともに、ものすごい力で床にたたきつけられます。みると、革のベルトが引きちぎられていました。力強すぎです。
「突っ込まれるのがイヤなら、突っ込んでもいいのよ」
自分の息子でポッキー作るのは、ばあちゃんの遺言で止められてます!」
「いいからおとなしくしなさい!」
 抵抗する私に堪忍袋の緒が切れたのか、ものすごい勢いで私の服を剥ぎ取りに来ました。私も抵抗してかなり腹などを殴っているのですが、離してもらえません。
 しかし、ヤられてたまるかと転がるボタンを見ながら思い、渾身の力で、彼の急所に膝蹴りを食らわせました。
「ひぃいいいいっっつつ!!!」
 もんどりうって転がるゲイ。必死に逃げる私。
 なんとかホテルを脱出した時の姿は、シャツは全てボタンがはじけとび、ジーンズのボタン、チャックは壊れ、切れたベルトがぶら下がっているというどこの戦場に行って来たんだというような姿でした。
 後日、その男性がバーにかなり高価と思われるジーンズとベルトを持ってきました。彼なりの償いのようです。そんなもんじゃ全然たりませんが、当時貧乏で服の絶対数が少なかったのでありがたく頂いておきました。

 こんな経験があるものですから、コンビニでケツを触られるぐらいなら別にいいかと思うぴっちでした。

 ……って、そんなことねぇ! あのオヤジ、ぶちのめしてやる!!(ぴっちは金属バットを装備した)




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