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2003年3月前半



3/1

 会社で前の部署から今の部署に移動になるときに、後輩に送別会を開いてもらいました。
 さらに、非常にありがたいことにプレゼントまでいただきました。ただ、その中身が・・・
 ・もらったもの
  1)浣腸セット(11/13 雑記参照)
  2)聴診器
  3)ローション(オレンジ味)
  4)ナース服
  5)電動ミニマッサージ器
 どう考えても、下に使うものばかり・・・しかも、若干マニア系。
 以下、購入してきた後輩たちの弁をあげます。

「だって、ぴっちさん、マニアじゃないですか」

「この間も『あ〜、現場の少女拉致して、お医者さんごっこやりて〜!』ってさけんでましたよね」

「『この間本で見たんだが聴診器は、少し息で暖めてからじゃないと冷たいから注意しなきゃダメらしいぞ。でも「ひあああっつぅ」ってつめたがるのがいいんじゃなか。なぁ!?』って、いかにもやりなれてる風の発言してたんで、新調したらよろこぶかなって買って来たんじゃないですか」

「オレンジ味だといろんなプレイが楽に出来そうだし・・・」

「ナースか園児服か迷ったんですけど・・・一応、犯罪に走らないようにナースにしました」

「ローターだと、相手が引くかもしれないから普通のマッサージ器にしましたよ。気がきいてるでしょ?

 まったくすばらしい後輩たちに恵まれて、私はとってもうれしいです! しっかりと押入れの奥の方に封印させてもらいましたが。

 でもね、
 今日、ママンが私の部屋を掃除してたんだけど、
「ぴっち」
「あいよ」
「アンタ、この聴診器何に使うつもり!?(若干『怒』)」
 少女を監禁しているのを発見したときの親の表情というのは、きっとこういう表情なのだと思います。非常に疑惑の目で見られました。
 不幸中の幸いは、その他のものは見られていないということですね。ちゃんと封印しておきます(←なんだかんだ捨てない人)


PS 実は、マッサージ器だけは使用しました。良かったみたいですよ(←ぉぃ)





3/3

 今日は桃の節句。
 うちも小さいながらおひなさまを飾ります。
「ちせ、いつまでそこにいるんだ?」
 娘(養女)のちせは、おひなさまに興味しんしんの様子。じっとお内裏様や、官女の顔をのぞいています。
「ねね、おとうさん」
「なんだ?」
「うちのおひなさまっておおきいね」
 うちのひな壇は9段あります。
「それはな、おとうさんのおばさん、ちせの大おばさんが人形会社の人でね。何年か前に行った時に、近くにあった一番大きいやつをパクって…いや、いただいてきたんだよ。ちせのためだから、おばさんもこころよくいいやつをくれたんだ」
「そーなんだ。きれー」
「そろそろごはんできたから、すわってなさい」
「はーい」
 小さ目の振袖をぶんぶん振り回しながら、ちせはキッチンの方に入ってきました。
「ちせ、こっちにきたらせっかくの着物がよごれちゃうだろ」
「えー、手伝うよ。おとうさん、何運べばいい?」
 いつもの違う格好なのでか、少しはしゃぎながら目の前にあった煮物なんかを持っていこうとします。
「こら、おとなしくしてなさい」
「だってー、ひまなんだもん。ミヨコちゃんもおくれるっていってたし」
 ばたばた。
「ひまひま〜」
「女の子の日ぐらいおとなしくしてなきゃだめだろ」
「だってー、着物きついし、動けないし、おとうさんは料理ばっかりしてて遊んでくれないし、つまんないんだもん」
 たしかに今日は朝からまともにちせの相手をしていません。夕方にくる妹の美代子や客にふるまう料理−ちらし寿司やら煮つけやらで忙しいのです。
「あそんでー」
「もうちょいで終わるから、待ってな。ほら、リビングに甘酒用意しておいたから、それでも飲んでなさい」
「ちぇー」
 舌打ちをしながらリビングへ走っていくちせ。せっかくこの日のために着付けまで習って着せたのに、その苦労も台無しです。似合っているから観賞用にはバッチリですが。眼福。
 それはそうと、急いでやらなければならないことがいっぱいです。がんばらなくては。

『ピンポーン』

「ちょっと、ちせ出てくれるか。お客来たみたいだ」
 リビングに声をかけますが、全く反応なしです。
「ちせー」
 ダメです。しかたなく、火を止めて玄関へ出て行きます。また、ちせに騒がれても困りますし。


「ったく、うるさい新聞勧誘だったな。誰が今時洗剤なんかで契約するかよ。どうせなら、低温ロウソクとソフトロープ詰め合わせでも持ってこいってんだよ……ちせー、起きてるかー」
 うざい勧誘を追い返しリビングへ戻ってきたのですが、ちっともちせの反応がありません。
「ちせー。ちせー!」
「ふぁーい」
「起きてるなら、もっと早く返事……って、ちせ、顔が真っ赤だぞ!?」
「なぁにいってんにょぉお、おとうしゃん。ちせ、あかくなんきゃないにょぉ」
 ちせは言うが早いか、私の頬に手加減なしのビンタを食らわしてきました。
「いてっ! なにするんだ」
「きゃはは、おもしりょい〜」
「ちせ! おまえ、おとうさんの『泡盛 熟成12年(40度 定価5000円)』のんだな!」
「おいしきゃったよほぉおおお」
 ぐてんぐてんで首がすわってません。それでも動き回るものですから、着物もはだけてきました。ついつい目がいろいろなスポットに行ってしまいます。結構ちせも育ってきました。あと何年かしたら立派な果実となっていることでしょう……って、そんなこと考えている場合じゃありません。
「甘酒がおいてあっただろ? なんでこっち飲んでるんだ!」
「だってぇ、いつもおとうさん、こりぇおいししょーにのんでたきゃら、どんなのかにゃーって。きゃははは」
「まったく。とにかく、水。水飲みなさい」
「そんなこといってぇ」
「はいはい」
 酔っ払いは相手にしないに限ります。適当に流そうとしていたのですが、ちせがずっとこっちを見ているので、なんとなくずーっと眺めてしまいました。
「おとうさん、おとうさん」
「なんだ」
「さっきからちせのことじろじろみてりゅでしょ〜」
「! なに言ってるんだ。早く水飲みなさい。」
「うそぉ、わかってるんだよぉ、ほら、この辺とか気になるでしょぉ」
 ちせは立ち上がると、帯の下をはだけて太ももをあらわにします。
「こ、こらっ。な、な、なにをしてるんだ?」
「っていいながらぁ、ずっとみてるでしょぉ。でもね、おとうさんはぁこの状態がすきなんだよねぇ、パンツ見えちゃうより
「!?」
「あと、この帯とって『あれーーっ」ってまわしてみたいでしょ。だよねぇー?」
 図星をずばり指されて、ついついあわててしまう私。
「ち、ちせ。さっきから何を…」
「ほかにも、わたしがおふろに入るときにぬいだパンツ、すぐにとりだしてニオイかいだり口に入れたりしてるよねぇー
「(滝汗)」
「あとあと、パソコンの『ちせコラ集』ってフォルダに、ちせの合成写真を山ほどつくってたりするよねぇー
「(激汗)」
「ねぇ……」
「ちせ?」
「……」
 急にちせはうつむいてしまいました。無理もありません。自分の父親が、ありとあらゆる変態行為に及んでいるのですから失望するのも当たり前です。
 場をなんとかしようと、必死の思いで私は声をかけました。
「なぁ、ちせ…」
「……なんで…」
「ん?」
「…なんで……もうっ!」
「う、うわっ」
 顔をのぞきこんだ私に、ちせは思い切り体当たりして飛び込んできました。
 私は何とかこらえようとしましたが、床に激突してしまいました。
「いてて」
「なんで…」
「え?」
「なんでおとうさん、そういうことしたいって言ってくれないの?」
「ええっ?」
「わたし、いつもおとうさんに甘えてばかりで何かできないかとおもって…」
「ちせ…」
「そんなときにお父さんの本棚の後ろのほうに置いてあった『こうしたら男は気持ちよがるのです−女のテクニック88選−』って本を見つけて
「……えええっっ!」
「それみたら、おとうさんの趣味のことがいろいろ書いてあって」
「確かに書いてあるけど……」
「それで、その本で一生懸命練習したのよ、わたし」
「えええっっっ!!」
「だから、女の子の日の今日ぐらいはおとうさん! ちせにいろいろさせて!」
「ええええええっっっつつつ!!!!! だめだめだめだだめだぁあ」
「そんなこと言って、おとうさん。ココ、こんなになってるよ」
「何をしてる!」
「うふふ」
「ど、どこでそんなこと覚えたんだ」
「本に、お父さんみたいな人はこういうと萌えるって書いてあったもの」
「なるほど……」
「そして、ココをこうすると……」
「うわっ! やめなさい、ちせ!!」
「それで、さらにこう……」
「あああっ! ちせぇええ〜〜〜!!」
「おとーさーん、もっともっと楽しませてあげる!」
「ひぃああぁあっつぁああああ!!!!!」



女の子の日って、素晴らしいですね。





3/5

 火曜日は、燃えるゴミの日。

 我が家のゴミ当番は私なのです。今日も燃えるゴミを集めます。
 1階をかたづけ、2階の私の部屋のティッシュだらけのゴミを処理し(ぴっちはさびしんぼ花粉症です)、弟の部屋のゴミをゴミ袋に入れようとした瞬間でした。

 イカくせー

 ゴミ箱の中を見ると、使用済みのゴムが。そういえば、昨日の夜は彼女が来てました。
 仲良いことは良い事ですが、マナーはきちんと守ってもらわないと困ります。ここは、親に見つかる前に兄としてそれとなく注意しておかねばなりません。
 臭いを我慢してゴミ袋にゴミを叩き込み、手近にあった弟の整髪料を叩き込みます。そして、壁にかけてあるホワイトボードにカキコしました。

 ○使用済みのゴムはきちんと縛って捨てること。
 ○そして、半透明ゴミ袋でも見えないようにティッシュでくるむこと。
 ○彼女も指差し確認を怠らないこと。


 これで大丈夫です。安心です。

 いつもと変わらないネタでのスタートですみません。こんばんわ、ぴっちです。
 久しぶりの『気になるニュース』いってみます。

インクジェットとDPEのどっちが得か

 自由度の高さと値段の安さが売りのプリンターと、手間いらずで長期保存がきく写真屋さんの勝負です。
 これだけきいたらプリンターの方がいいと思ってしまいますよね。それに、最近のプリンターは手間もそうかかりませんし、保存ならデータを残しておけばいいだけですから。
 でも、この記事見てもらえればわかるんですが、プリンター自体の値段のことにはまったく触れていないんですよね。プリンターもピンキリですが、ある程度の画質を求めたらそれなりのお値段しますからね。維持費とか減価償却とか考えたらどうなんでしょうか。
 なんだか、風俗でヤルか彼女を作ってヤルかという選択に似ていますね。風俗は一回にかかるお金はけっこうしますがそれなりのクオリティがあるのに対し、彼女は出来てしまえばタダだけどそこへ至る経緯に使うお金のことを考えたらけっこうしますし、毎回同じですから飽きもきますしね。
 という話を以前したら、かるーく閉め出しを食らいましたよ。ひどい話です(どっちが?)





3/6

 目がかゆーい。ざぶざぶ洗いてー。

 花粉症に苦しめられてる方、多いですね。去年に比べてもかなり多いような気がします。今日もそこら中からくしゃみの声が聞こえました。
 くしゃみって、いいですよね。けっこう好きです。
 何が好きって、くしゃみのときの声って普段のその人のイメージとかけはなれていることが多いじゃないですか。普段ものしずかな女性が大きな声で「ハクショーン」と豪快にしたり、いつも肩で風切るような人が「へーちょ」ってあなたは『あずまんが大王』の大阪ですか? ってつっこみたくなるようなかわいらしさを発揮したりするとこが好きなんです。
 この間も、かなりキャリア系の女性のくしゃみが愛らしかったものですから、おもわず「ラヴ」ってつぶやいてしまったのを思い切り聞かれてしまい、まるでなんとなく「ふーん、いい景色ね」と思ってそばに生えていた梅の花を間近に見ようとして近づいていったら、梅の花だと思っていたのはカイガラムシの群生で、目の前でうにゃうにゃしたものをバッチリ見ちゃったよってな顔して立ち去っていきました。まあ、毛虫のごとく扱われるのは小さい頃から慣れていますのでいいんですが(←いいのか>自分)
 でもまあ、そんなおばさんよりも今日出社中に見かけた、
「ハクショ〜イってんだ、ばかやろー」
 って大声で怒鳴ってる来年から中学生なんだけどまだまだおしゃれに目覚めるのはもうちょっと後なのだってまだまだ友達とあそんだり部活(バスケ部)もしっかりやって県大会目指さなきゃ恋愛もちょっと興味あるけどわたしみたいな田舎娘は相手にされないと思うし…だから部活命なのがんばるわ! みたいな子の方が百倍ぐらい萌えだったんですけど。
 あやうく会社のファンカーゴに拉致監禁して、
「君と僕だけの『携帯空間』でいろんなことしようよ。ウヘヘ」
「な、なにするんですか!」
「痛くしたりしないから…ちょっとおとなしくしててくれれば」
「な、なんですか。そのあやしげな聴診器は!」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと僕の股にはさんで暖めてあるから冷たくないですよ〜。ほ〜ら、胸出して。そのブラもまだしてない胸を
「い、いやです!」
「そーかぁ。そんなこという子は、これ打っちゃうぞぉ」
「ひぃ。その大きな注射みたいな物体は何? しかもなんで中に牛乳入れてるの?
「なぁに、母乳がたくさん出るようにたっぷりと入れてあげるだけですよ」
「いやぁあああ。おかーさーん!!」
「うひぃひゃひゃはやあああああ!!!」


 あれ? くしゃみから、なんで私はこんなところに……?





3/9

 昨日は、私が2年半ほどやっているネットゲーム『ウルティマオンライン』の人たちとオフ会してきました。花粉症の薬飲んでるのを忘れて調子こいて飲んでたら、案の定地獄に落ちました。花粉症のクスリはホントに酒とよく反応します。かなり気持ち悪いです・・・。

 というわけで、軽めに気になるニュース

米海軍がアシカを初起用、湾岸で“実戦配備”

 他にもイルカとかも軍事利用されたことがありましたね。鯨やイルカを食べるのはかわいそうだけど、軍事利用するのはOKというのは良くわかりません。どこら辺が彼らにとって「かわいそう」のボーダーラインなんでしょうか。
 ところで、ペルシャ湾にアシカっているもんなんでしょうか。その時点で怪しいような。




3/10

 昨日、財布を落としました。

 東京から帰る新幹線の中、疲れと花粉症のクスリのせいでぐっすりと寝すぎてしまい、あやうく乗り過ごすところをダッシュで駆け下りました。なんとか降りることが出来て、乗り継ぎの電車の駅に向かい切符販売機の前で財布を取ろうとしたところ、無いんです。あるべきはずの場所にあるべきものが。
 ありとあらゆるポケットをまさぐり、カバンもひっくり返して調べてみたのですがありません。文無しです。しかたなく、警察とJRの人に紛失届けをだしてから、一駅分を一時間かけて歩いて帰りました。
 家に帰ってからが大変です。まず、カード類を止めなくてはいけません。それだけでも5箇所に電話。ほかにも免許も何とかしなければなりませんし、会社の身分証明やら保険書やらも入っているので山のような手続きが待っています。
 それを考えただけでもイヤになります。こういうときこそポジティブに考えなければ。
 そうです。ひょっとしたら、財布はすでに善意ある人によって救われているかもしれません。しかも、拾ったのは可憐な美少女(断定)。


 彼女は私が乗り過ごしそうになったのを見て、
「あらら、大変ね、お兄さん。気をつけて」
とクスリと微笑みをうかべました。
 でも、あれだけ急いで出て行ったら忘れ物して行ったかもしれないと私の座席を調べてくれたのです。するとどうでしょう。案の定シートの上にアニエスのシックなお財布が。
「やっぱり。おっちょこちょいなのね、あのお兄さん」
 財布を取り上げると、するりと一枚のカードが彼女の足元に落ちました。拾い上げてみると、そこには彼女の好みとぴったりはまる写真。その運転免許証の名前の欄には「ぴっち」と書いてありました。
「ぴっちさんか。うふふ、かわいい名前。ちょっとドジな感じなお名前ね」
 彼女はそう一人つぶやいてみました。そして、彼女は本来降りるはずではなかった次の駅で降り、駅員の人にその財布を届けました。あのちょっとドジな「ぴっちさん」に早く財布が届けばいいなと思いながら。
 その2日後、突然彼女のもとに一本の電話が入りました。
(きっと、「ぴっちさん」だわ)
 根拠はありませんでしたが、彼女は確信して電話に出ました。
「あのー、すみません。ぴっちと申します。私の財布を拾っていただいたそうで」
 やはり「ぴっちさん」でした。なぜか高鳴る胸の鼓動。電話の向こうにまで心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うぐらいです。
「大変ありがとうございました。ホントに困り果てていましたもので」
「そうですか。それはよかったですね」
 十代の女の子にも非常に丁寧な態度で話す「ぴっちさん」。新幹線の中のドジなぴっちさんがウソのようです。
「それでそちらの住所をききましたら、私の会社の近くでしたので、よろしかったらお礼もしたいので近くで会えないかと思いまして」
「はぁ」
「いや、そういうのは出来ないというならばもちろんかまいません。ただ、できれば私としてはきちんとお礼をしたいなぁと思っていまして…」
 なんだか照れくさいですが、会いたいという気持ちが彼女の中で大きくなってきました。これでサヨナラではなんだかイヤだったのです。何故そう思ったのか、彼女はこのときわからなかったのですが。
「はい、わかりました。夕方6時ぐらいでよければ」
「そうですか。よかったぁ。では、またそのくらいにかけなおさせてもらいます」
「わかりました」
 そっと受話器をおくと、彼女は自分の部屋に戻り、クローゼットをひらきました。
 何故自分がこんなに浮かれるのかわからないまま。


 と、当然このあといつものような妄想が続くはずだったんですが、これを書いているときに財布が見つかったと電話が入りました。
 見つけたのはふつーのおっさんらしいです。がっかり。
 まあ、財布が見つかったのは喜ばしいことなんですけれども。





3/11

 株価が下がったり、北朝鮮がミサイルまた撃ったり暗いニュースが多いです。
 私的にも、財布落としたりなんだかんだといい話がありません。とほほです。
 なにかいい話が無いかといろいろニュースサイトなどめぐってみたら…
 ありましたよ。いい話。

おにいちゃん、ありがとう

 不覚にも、なんだか泣きそうでした。

 たまにはこんなのもいいですよね。





3/12

 2日前の雑記で『財布落としました。でも、見つかりました』ってなこと書きましたが、実はホントは半分ウソです。正確に言うと、2つ持っているうちの1つしか見つかってないんです。
 私は、札入れと小銭入れを別々にポケットに入れて持ち歩いているんですが、見つかったのは札入れで、小銭入れは未だに行方不明なんです。まあ、札入れが見つかったんでお金やカード類の心配は無いんですが、小銭を入れるところが無いためズボンのポケットに直接入れるしかないんですね。
 これが、不便なこと極まりないです。よく、おっさんとかがポケットに直接小銭入れてますが、歩くたびにチャリチャリいいますし、ズボンの前のほうがぷっくら膨らんでしまうため、「おまえ、ひるまっから勃起視点じゃん! しかも右曲がりに!」とあらぬ疑いをかけられてしまいます。困ったもんです。
 あげくに、
「ぴっち、ちょっとタバコおごってくれよ」
「あー、今日持ってきてないんですよ」
「なら、ちょっと小銭くれよ」
「いやぁ、小銭も無いんですよね」
「うそつけ。ちょっと2,3回ジャンプしてみ?
 チャリチャリ
「もってんじゃねえかよ! 貸せよ、ゴルアァアア」
 昔の不良少年にさせられるようなことまでされてしまいます。何とかしなくては。

 ……
 でも、これでまだ美少女に財布を拾ってもらえるというシュチュエーションが可能性が出てきたわけで(←ありません)





3/13

 下の毛って剃ったことありますか?

 先日、弟が病院での検査のため剃毛しました。私も一度剃ったことがあるのですが、これが死ぬほど恥ずかしいのですよ。
 それまで普段は普通に会話していた看護婦さんに、
「ぴっちさん。今日は検査のために下の毛をそりますねぇ。ちょっと下、脱いでもらえます?」
って言われるんです。
 これがイメクラならいくらでもヌイて脱いでいくところなのですが、病院となると違います。ただひたすらに恥ずかしい。普段から小さくなってる息子もますます萎縮してしまうというものです。反応してもらっても困りますけどね。
 で、弟がその恥ずかしい目にあうと聞いたので感想を聞きにいったのですが、弟は自分で剃ったと言って、そのつるつるなものを(もちろん下腹部だけですよ。男の汚いのなんて見たくないし)見せてくれました。最近は自分で出来るぐらい元気な人は自分でやってもらうことが多いみたいです。ちっ。貴様も辱めを受けやがれ。
 それにしても、剃った後のモノというのは汚いですね。あ、モノ自身ということではなく、剃った後の青々とした部分です。剃ったことある人はわかると思いますが、濃いヒゲの人の顔を想像してもらえればよいと思います。あれが下腹部一面にあるわけです。なにせ、あんなちぢれるぐらいごっつい毛ですから、青さもまた格別です。
 ところで、なんで下の毛ってあんなにちぢれてるんでしょうね。ちょっと調べてみると、通気性をUPさせるためにちぢれているというのがその理由らしいんですが、むしろ保湿効果を高めてしまっているんじゃないかと気がします。

 こんなこと書いていると、お前はロリロリだからつるつるのが大好きなんだろ? そしてそういうオチなんだろ? と心の中で突っ込んでいらっしゃる方も多いと思います。
 が、それがそうでもないんですよ。それを証拠にですね、以前に彼女が入院したとき下の毛を剃ったんですが、退院してすぐに変態呼ばわりされながらとりあえずどんなもんかと観察してみたことがあるんです(その後、すさまじいかかと落としが延髄にヒットしましたが)。なんか露出度高すぎて、ん〜どうなのかなぁと思いつつ、萌えました
 しばらくして、ちょびちょび生え始めたときに、パンツの生地の隙間からからいがぐり坊主のように毛がにょきにょき伸びているのを見て、彼女は「いやぁあああ!」ショックを受けていましたが、私的には萌えでした
 そして、中途半端に2cmぐらいにのびて大事な部分が見えそうで見えない状態になったときも、萌えでした。もちろん、元に戻ったときも萌えましたね
 要は、どんな状態でも萌えれるんだなぁというのが結論です。ただのエロオヤジという事なのかもしれませんけれど。





3/15

 あなたの思い出のスイッチは何ですか?

 今日、仕事でアザラシの写真をいろいろ見ていたところ、「バイカルアザラシ」の写真があり、とてもおセンチなモードに突入してしまいました。
 バイカルアザラシはその名の通りバイカル湖にすんでいるアザラシです。アザラシの中では小さいほうですが、しっかりと脂肪をつけていて、短い丸太が泳いでいるようです。しかし、泳ぎは抜群に上手く、水の中では俊敏です。
 
 4,5年程前、このバイカルアザラシを見に、鳥羽水族館にいったんです。鳥羽水族館はバイカルアザラシを国内で始めて飼育したところで、81年から飼育されている「ナターシャ」は飼育年数で世界最長記録を持っているそうです。
 当時の彼女がアザラシ好きで、どうしても「ナターシャ」に会いたいといって聞かず、仕事の合間をぬって鳥羽へと車を走らせました。水族館に入るとすぐに彼女はいる場所を水族館の人に聞き、《極地の海》のコーナーへと走っていきます。あわてて後をついていくと、弾丸のようなはやさで泳ぎ回る、まんまるぷくぷくの物体がいました。バイカルアザラシのコーナーです。
「すごーい! はやーい! まるーい! かわいー!!」
 ガラス窓にへばりついて見る彼女。普段はわりとクールな感じを演出しているのに、その日はぜんぜん違います。水族館、特にアザラシやアシカの類になると人が変わったようになるのを知ったのは、この時が初めてでした。
「すごいよ。丸すぎだよ、この子たち」
「見て! 上にいる子、すごい光沢がある! 毛が乾いてるとぬいぐるみみたいね」
「あ、あれがナターシャだって。まるーい!」
 そうしゃべりながらも、一時たりともアザラシから目を離しません。頬もこころなしか紅潮して、興奮しているのがよくわかりました。
 30分近く同じところにいたのですが、少しも飽きることがありませんでしたね、アザラシマニアの彼女はもちろん、その彼女を見て楽しんでいた私も。

 実は、ちょっと前に友人たちと4人で、鳥羽水族館にまた行ったんですよ。
 ぐるっと回ってるときは前来た時とちょっと変わってるなぁなどと思いながらいたんですが、バイカルアザラシの前に来た時にスイッチが入ったように思い出したんです、彼女ときたときの事を。もう別れてしまって随分たつので、近ごろはあまり思い出すこともなかったのに。

 あのころはあんなに仲が良かったのに、今 彼女はそばにはいないんだな……

 なんだか、丸く愛らしいバイカルアザラシを見ていると辛くなってきてしまって、まだ見ている友人達を置いてすぐにその場を通り過ぎ、私は次のアシカのコーナーへ移りました。

 バイカルアザラシは私にとってスイッチのようです。
 今日も写真を見て、なんだか辛くなりました。




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