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2004年10月後半




10/16

 読書の秋ですね。

 ようやく一段落したんで、買ったままおきっぱなしだった『愛人』の5巻を読みました。“はじめて”の雰囲気を出すために壮大な設定を用意したのはすごいんだけど、4巻から5巻までに3年は長すぎるよ! と思ったのは私だけではないはず。
 さらにため込んでた佐藤賢一先生原作『傭兵ピエール』のコミック版も読みました。ピエールのイメージが……。小説のコミック・映画化はやはりむずかしいですのぅ。そういや『最終兵器彼女』も実写映画化するそうですが、コケる予感がバリバリします。高橋しん先生は『いいひと』のドラマ化でこりたんではなかったのかと思ったり思わなかったり。『最彼』は私の中ではおもしろかったけど二度と読みたくないコミックの上位(ほめ言葉です)であるだけに、あんまりくずしてほしくないと思っているのですが。ちなみに小説の面白かったけど二度と読みたくない小説No.1は『おしまいの日』です。黒いページが精神にきます。

 と、ここ数日で読んだ&読みなおした本をつれづれと書いてしまったわけですが、最近は少し本を読める時間があってうれしいです。これも読書の秋だからでしょうか。
 ところで、どうして『読書の秋』なんでしょうね? 別に『読書の春』とか『読書の冬』でもいいような気はするんですが。
 さらに言えば『芸術の秋』もナゾです。みんな秋になると芸術ととんと縁がない庶民でも、無性に美術館やクラシックコンサートにいってみたくなるとでも言うんでしょうか。私は絵画はぜんぜんよくわからんので、せいぜいわかった風に「ふむふむ」という表情をつくって眺めることぐらいしかできません。ルノアール展とかは好きですけどね。美少女画多いし。
 結局のところ、「秋の夜長」を利用するために読書とか美術鑑賞をしたら良いんじゃないの? っていうメッセージだとは思うんだけども、なんだか釈然としないものがあります。
 これって実はヴァレンタインとかと同じで、大手の出版社とかのキャンペーンなんじゃないでしょうか。表立って世間にそういった話がでてこないのは、出版社だけでなくマスコミや音楽業界、文科省を中心とした政治家&官僚さんまで含んだ壮大な「秋の夜長をいかして読書&芸術に時間と金を使いましょう(使わせましょう)作戦」なのかもしれません。ちくしょう、陰謀だったのか!!

 でもまあ、この時期はわりと時間がとれるというのも事実なので、ぽつぽつと積み上げたままになった本を読んでいくと思います。ハルカ先生、萌え〜。


 ……
 今回の雑記は、
 「自宅近くの本屋が軒並み閉店となってしまいAmazonで購入することが多くなったので、それならば自分のサイトから買えるようにしたついでに本の紹介なども多くして小銭を稼ごう作戦
 というつもりは全くありませんので、みなさん、大いにTOPの下のほうにあるAmazon検索を使うといいと思いますよ。





10/18

 素朴な疑問なんですが。

 ニュースを見ていると、「自殺系サイトで仲間を募って集団自殺」を扱ったものをよく見かけます。
 前々から思ってたんですが、この『系』ってなんですか?
 「出会い系サイト」もそうなんですけど、『系』とつくからには他にも系統があるのかと突っ込みたくなりませんか。私はそう感じてしまうんですけど。
 まあ、単に今流行のあいまい語である『系』をつけているだけなんでしょうが、ニュースでまでそれにならって使う必要はないと思います。「出会いサイト」「自殺サイト」でいいですよね。

 この『系』という言葉はいつぐらいから使われているんでしょうか。その昔、とんねるずが「系で言うと、何系?」とか使っていたのは思いつくんですけど、これが発祥なんでしょうかね?
 でも、私は『系』というのを流行らせたのは、鉄道オタクなんじゃないかと思うんですよ。やっぱり『系』という言葉を昔から多く使用しているのは鉄道関係です。新幹線でも「700系」だの「800系」だの言いますよね。
 ですからコアな鉄ちゃんの間で「〜系」という言葉でいろいろなものを分別して分けていたのが広まっていったのではないか、というのが私の勝手な推論なんですけど、みなさんいかが思われますでしょうか?


 ……
 どうでもいい話ではあるんですが、三重県にある三岐鉄道というとこに「801系」という電車があるんですよ。
 「801=やおい系」の電車か……。なんか、イヤ。





10/21

 ぴっち@台風で出先に監禁 です。ネット環境からまる2日も離れてたんで禁断症状が出そうでした。やっぱりネット最高。みんなにつながってるって感じで幸せですね。さらに下半身の一部が貴女のソケットとつながるともっと幸せになれると思うんだ。どうかな?(挨拶)


 私事ですが、私ぴっちは明日

 『合コン』デビューします!!

 会社の後輩が、「人数たりなくなったんで、ぴっちさん来ませんか?」と誘ってくれたんですよ。おもわず「え、いいの?」って素で答えちゃいましたよ。
 高校を卒業してからというもの、ほとんど夜のバイト&仕事をしていたせいで合コンというものを経験したことがないんです。合コン帰りにきたカップルなら何度となくカウンター越しに相手しましたけど(泣)。
 社会人になってからも、誘われてもあまりの過密スケジュールによって阻まれ続けてきましたし。生きてきた30年間、一度も経験がないんです。ヴァージンなんです!
 あー、どうしたらいいんですかねぇ。とりあえず、鼻毛とかもさもさ切ってみたり、無駄に鼻パックしてニョキニョキのびた脂をしみじみと眺めたりしたんですけど、どうにも不安でたまんないです。
 なにかしちゃいけないこととかあるのかな。『萌え』とか『娘ホシー!』とか吠えちゃいけないんですよね。あと、目測で女の子のカップを当てたり(←得意技)とかはいいのかな? ああ、セクハラはいけないのか。そうか、そうか。じゃあさ、冒頭の挨拶とか、「ボクのポークビッツと仲良くしない?」って発言ぐらいならいいんだよね?
 なんだかやたらテンション上がってんですが、よくわからないこともたくさんあるんでちょっと心配なんですよね。コレはやっちゃいけないとかいうことがあったら、みなさん是非とも教えてくださいね。よろしくお願いします。

 ……
 で、テイクアウトするにはどうしたら良いんですか?(←ムリ)


10/22 (追記)
 体調悪くて帰宅しました。
 ついて無さ過ぎる……。





10/23

 怖いTV番組を見てしまった夜、怖くて一人でトイレに行けなくて、でも迷惑かけたらイヤだと思い一生懸命ガマンしたけれどどうしても耐えられなくなって、「ごめんなさい……トイレに行きたいの…」って幼女に夜中に起こされるのが夢なぴっちです。カゼひいて鼻水垂れ流し状態です。*私の鼻をやさしくティッシュでふいてくれるやさしい娘を募集してます。募集してますよ!(*くりかえし)

 病気のときって変な夢をたくさん見ますよね。しかもほとんど悪夢。
 さっきの夢も、たくさんのオバサンたちが今さら「だっだーん ぼよよん ぼよよん」とか言いながら迫りくるものだったし。ぎゅーぎゅー押さえつけられたし。何故かものすごい固いもので押さえつけられたし。起きたらベットと壁の間に挟まってたし。しかも勃ってたし。

 おかげでものすんごい寝不足なんですよ。でもまた寝ると悪夢にうなされそうなんで、こうやってムダに起きてたりするんですけど。
 どうせ寝不足になるんなら、夜中に寝ているベッドの中に毎晩のように美山加恋ちゃんが無邪気に潜り込んできて横で寝ようとするので、抱きしめたい欲求を抑えるのに必死で寝ることができないって理由がいいんですけど。あ、山内奈々ちゃんでもいいな。うん。

 脳が溶けて垂れてきているんで、寝ることにします。おやすみなさい。





10/26   ひさしぶりの妄想雑記『お父さんと娘』

第16回  タマゴ料理

「ちせ、今日の夕飯はなにがいい?」
「オムライス!」
 食欲の秋といいますが、わが娘(養女)のちせもご多分にもれず食欲旺盛、餓鬼のごとくよく食べるんです。
「またオムライス? 先週ぐらいにもオムライスじゃなかったっけ」
「だって、おとうさんのオムライス好きなんだもん」
「うそつけ。オムライスに字を書きたいだけなんだろ?」
 バレたかという顔をするちせ。小さいころからやたらとケチャップでオムの上に字を書くのが好きなんです。スクランブルエッグにすると、すねて口もきいてくれないほど。
 最近では名前を書くのには飽きたらしく、思いついた言葉をならびたてるようになってきました。この間なんて、『三日天下』って書いてありましたし。
「この間は『天』がちょっとタレてうまくかけなかったから、ちゃんとした『三日天下』を書きたいんだぁ」
 できれば他の言葉、例えば「ハァハァ」なんかがいいなぁと思う親の心を知らず、ケチャップをさばく練習に余念がありません。
 しかたありません。オムライスにするとしましょう。
「ついでにオヤツもつくるから、ちせも手伝ってくれ」
「それじゃまずは卵をあわだててもらおうかな」
「あ、ちょっと待ってね」
 言い終わるや否や、ちせはダッシュで自分の部屋のほうへ走っていき、すぐに戻ってきました。手にはうすピンク色のちいさなエプロンが握られています。
「この間もらったエプロン、せっかくだから着ようと思って」
「だめだ!」
 私の急な制止に、ちせはビクッと身体を震わせます。
「そんなもの身に着けてしまったら、おとうさんのエプロン属性が暴走して、エプロン以外のあらゆる衣類を無理やりにでもはぎとって、三つ指をつく体勢を強要してしまうじゃないか! しかも『ご飯にします? お風呂? それともワ・タ・シ?』って脳内でふき出しつけて、『もちろんお前さぁァアアゥゥウウリリリィィイイイ!!』ってことになってしまう可能性が98.75%もある! それはしまっときなさい!!」
「え〜」
「え〜、じゃない! いいからしまっておいて! おとうさんの視界にそのブツを入れないで!!」
 ちせはしぶしぶエプロンをもとのところにしまうと、もくもくと卵白をあわ立たせ始めました。あきらかに機嫌がわるくなっています。これも娘のためなのに……。

 しばらくの間トントンという私の包丁の音と、シャカシャカという泡立て器の音だけがキッチンの空気を震わせていきます。
 会話なし。
 つらいです。娘と語らいながらの料理だったはずなのに。背中に哀愁を漂わせながら包丁をふるっていると、
「おとうさん」
「なんだい」
 ぶっきらぼうにかけられた声に満面の笑みで返したのですが、ちせはあいかわらずちいさなほっぺをやや膨らませながら、
「こんぐらいでいいの?」
 とあわ立てた卵白が入ったボールをこちらへ見せてきます。
「もう少しかな。もうちょっと泡が立つぐらいまぜておいて」
「えぇ〜、まだぁ〜?」
 もう飽きたようです。なかばやけっぱちで泡立てを再開するちせ。いったい誰に似たんでしょうか。先が思いやられます。
 そう思いながら、やれやれと包丁を再び手にしたところで、ガシャリという音が背後からしました。
「あ〜あ」
「どうした?」
「ちょっとこぼしちゃった」
 泡だった卵白がテーブルにたれていました。
「顔にもついちゃったよぉ」
 ねっとりとした卵白のいくつかが、ちせのピンクのほほや口のまわりにはりついています。

 ガタタン

「ちょっとおとうさん! 包丁おとしたらアブナイよ!」
「ちせ…」
「なに?」
「知ってるか?」
「何を?」
「泡立てた卵白は、AVの中出しのときに精子のかわりに使われるってことを……」
「なに、せーしって?」
 口の周りについた卵白を舌でペロリとなめとりながら、ちせは言いました。
「はぁあああっっ! ダメだ、ちせっ! そんなものを口に含んだり、舌の上でころがしたり、『おいしい…もっと……』とか言ったりしちゃダメだぁあああっ!!」
「コレ、おいしくないよ……って、おとうさん?」
「ダメだダメだダメだ! 他のヤツの白濁した液体をなめるだなんて、お天道様がゆるしたとしてもお父さんは断じて許すわけにはいかないっ!! いけないんだぁあっ!!」
「おとうさん! 泡立てた卵白をわたしの顔にふりかけるのはやめてぇぇっ!!」
「白濁液が顔にいっぱい……」
「おとうさーん!!」



 こんなサイトですが、3年目もよろしく。





10/29

 休憩スペースのテーブルの上にチリチリ毛が落ちているところから、事件が始まったのです……。
 男性社員に猛烈に抗議する女性社員。
 「女だって陰毛あるだろ!?」と反論する男性社員。
 セクハラで告訴するといきまくお局。
 アルコール消毒しはじめる潔癖な新人。
 終いには、昨日仮眠をとっていたOさん(37歳独身)の陰毛だということに強制的に決定しました。

 でも、ホントはね、
 私が髪の毛のキューティクルはがして遊んでいたものの残骸なの。
 おもしろいからほっといたんだけど、言い出せなくなっちゃった。お局様が怖かったし。

 ゴメン。Oさん。
 ボクサーパンツの貴方の陰毛が落ちるわけないものね。
 でも、頭にきたからってチリチリ毛を飲み込んじゃうのはどうかと思うんだけどね。


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