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2004年2月後半




2/19   今日はだらだら日記です。ごめんね

 カゼでたまりまくってた仕事をこれでもか、これでもか、えいっ、えいっ! とばかりに片付けてまいりました。
 うろんな表情でPCに向かっているんですが、「体調、もういいの?」とやさしい声をかけてくれるのは他部署の人ばかりで。結局次の日になってからへろへろで帰るわけなんですよ。これで、我がサイトに通ってきてくれる人からの養女申請心温まるメールが来ていれば再びやる気にもなろうというのに、あるのは山のようなウイルスメール。なんじゃ、こりゃあああ(暴走気味)
 気を取り直して久しぶりにアクセス解析を見てみると、あるキーワードでこのサイトに飛んでくる人が多いのに気づきました。リンク先をたどってみると、『女子中学生 スカート 強風』で一番最初にうちのサイトが来ていました……。

 ごめんなさい。
 今日はもう寝ます。





2/20   而立

 おはようさん。さんさんさーん(冬子風に)
 無駄に早起きして体力消耗中のぴっちでーす。おきぬけに更新しながら、無駄にテンションあげてまーす。

 突然ですが、中国の思想が好きなんですよ。
 存在意義を考えていく西洋哲学に比べて、東洋思想は実際にどうやって生きていくかを追求した思想が多いです。リアリストの中国人っぽい考え方ですよね。
 春秋戦国時代に『諸子百家』と言われる人々がいました。儒家、道家、墨家、名家、法家などなど、たくさんの考え方が生まれました。個人的には老荘思想や韓非の思想はおもしろいと思うのですけれど、もっとも有名なのは孔子が起こした儒家ですよね。
 その孔子の言葉をまとめた論語に、こんな言葉があります。

子曰、「吾十有五而志於学。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而従心所欲、不踰矩。」  〔為政第二〕

 「30にして立つ」ですよ。すばらしい言葉です。
 私もかくありたい……(パンツの中をのぞきながら)

 ……
 ムリでした、孔子様。ばっちり寝ています、朝なのに。
 本日『而立』の歳をむかえたというのに、息子は思いっきり寝ています!!


「ぴっちさん、誕生日なのにかわいそう! わたしが而立させてあげる!!」
 っていう心優しい凛ちゃんのような少女は、今すぐメールを送るといいと思います。即座に寝た子が跳ね起きますゆえ。





2/23   涙腺がゆるんできてねぇ……

 今日は「に、にいさん!」ということで兄貴の日らしいです。ごめん。うそです。今作りました。〈時候の挨拶〉
 週末は水商売時代の同僚と飲んでました。壁紙にもあるジャックダニエルを飲んでいたんですが、起きてみるとそこかしらにビンと人が転がりまくる大惨事に。いい歳して無茶はいけないと思った次第。

 歳をとって変わったことと言えば、涙もろくなりましたね。
 以前なら映画や小説・ドラマなどを見てもフツーに眺めていたんですが、最近はどうも涙腺がゆるい感じです。涙がこぼれてしまうほどではないんですが。
 なぜかと考えてみると、感動を受ける質が変わったような気がします。
 たとえて言うならば、物語が発する光があったとして、それ自体は別に変わるものではないんですけれど、可視域が増えたような感じです。今まで見えなかった赤外線や紫外線の領域にあった感動も、歳をくって見えるようになったといえばいいでしょうか。受信できる感動電波が増えたと言えばいいでしょうか。
 経験・知識が増え、若いころ遠くに感じていた現実も間近に触れられるようになったからでしょう。もちろん、見えなくなった領域もあると思いますが。
 何が増えたのかとさらに考えてみると、「喜怒哀楽」の『哀』という感情が拾えるようになったのかなと思います。「悲哀」とか「哀愁」とかいう感情。今まではあまり感じることはありませんでした。逆になくなったのは『喜』『怒』かな。
 先日も学生時代に好きだった小説を再読していて、あらためて気づくこともありました。歳をとるのも悪くないなと感じましたね。

 ところで、だいぶ前の雑記で『愛は哀からきている』と書きました。
 私も三十路に突入して、愛情に満ち溢れて生きているのだと思います。

「バーテンダーをされてこられて、いろんな人の哀愁を見てこられたぴっちさんなら、私のことも愛してくれますね!?」

 という美少女は今すぐ私の胸に飛び込んでくるといいと思います。そしたら、すぐに

「もちろんだとも! さあ、僕のマドラーで君のグラスをあますところなくステアしてあげるよ!」

 とウイットにとんだ台詞で迎え入れてあげたいと思います。〈結びの挨拶〉





2/28   小人さん物語

 なんだか絶不調で、雑記を書いては消し、書いては消しを繰り返しております。
 まあ、つまらない(個人的主観による)雑記しか書けない理由もわかっているんですよ。仕事でつかれきって半分眠りながら書いていてはダメですよね。
 うっかり眠っちゃったりすると小人さんが出てくるわけですよ。ほら、童話の靴屋さんに出てきたヤツ。
 小人さんたちは律儀だから、一生懸命キーボードをたたいてくれたりするんですよ。

「オレはこのQの周りのキーを押すよ」
「そこっ! Uを押すタイミングが早すぎる!!」

 などと言い合ってがんばってくれちゃったりするんです。
 変換キー押すヤツが一番大変ですよね。でも、たまたまそこに配置されたやつがものすごいドンくさいやつだったりするわけです。
 ある意味そこに配置された小人は、奇跡的なほどどんくさくて、誤変換しても意味が通るように文を構築してしまったりするんで、せっかく出来上がっても台無しなわけですよ。で、目を覚ました私が雑記を見直すと、やる気が無くなって消してしまうわけです。
 そうなると、小人たちは私が再び眠りについた後、会議を始めるわけですよ。

「オマエがあの時にF7とか押して、カタカナ変換するから!」
「違うよ、脚本が悪いからだろ?」

 と、やはり脚本兼監督の責任問題に発展しそうになるんだけど、そこで監督はひとこと、

「オレの脚本はあんな拙いものではない。現場のお前たちがきちんと処理できないからだ」

 などというから大ゲンカで。そこに、

「やめてよ。もう一度、やりなおそうよ!」

 まじめだけどどんくさい変換キー担当の小人がみんなの仲裁に入るわけです。しかし、ほかの小人はケンカをやめず、どんくさい小人一人を残して自分の家々にちりぢりに帰ってしまいました。
 どんくさい小人は途方にくれました。ボクがみんなの足を引っ張るばっかりに、みんながケンカしてしまった……。
 しばらく考えた末、どんくさい小人は意を決して再びキーボードに向かったんです。そして、一人でポツポツとキーを押し始めました。
 キーを一人で押す作業は大変なことでした。「か」と打つだけでも相当な労力を使います。つい「ういうい」と近くの文字で済ましてしまおうかという思いが浮かびましたが、ブンブンと首を振り邪念を振り払います。
 やっとの思いで一文を打ち終えた後、大きな問題が発生しました。エンターキーが巨大すぎて一人では押せないのです。がっくりとうなだれるどんくさい小人。そこへ、

「オマエ一人、いいカッコするんじゃないぜ」
「だいたいお前みたいなどんくさいのがいるから困っちまうんだ」
「オレたちは仲間じゃないか」

 声がするほうを見やると、ちりぢりに帰ってしまった小人たちがいました。

「み、みんな……」

 感極まるどんくさい小人。

「おっと、感動的なシーンは後だ。さあ、みんな! さっそくとりかかるぞ!!」

 監督の一声で、みんないっせいにキーボードの定位置につきます。すばらしいチームワークで瞬時に雑記が打ち込まれていきました。どんくさい小人は涙を眼にためながら、変換キーを押し続けました。
 というわけで、雑記が完成するわけなんですが、どんくさい小人が変換キーを担当しているのは変わんないもんだから、誤変換が大量で。
 でも、それを唯一見抜いている小人がいたんです。最長老のヒゲもじゃの小人です。ヒゲの小人は、一息ついているみんなに言いました。

「すまぬ、みんな。最後に一文だけ入れたいんじゃ。てつどうてくれんかね」

 みんなその最長老の小人には一目置いているんで、おとなしくいうことを聞いて、最後に短い一文を入れて完成しました。


 その一文とは、

『校正おねがいします』


 ……
 仕事以外で校正したくねーっていってんだろっ!(←編集者の悲痛な叫び)(そしてデリート)





2/29   同い年

「あのさ、オマエってうるう年の2月29日生まれだっけ?」
「ちがうけど。なんで?」
「いや、たしかオマエ、彼女は同い年って言ってたよな」
「そうだけど」
「うるう年の2月29日生まれなら、同い年でも8歳とかになるわけだろ? ロリなオマエのことだからありえると思って」
「……」
「……」
「そんなめんどくさいことするか!」
「ホントに?」
「くどい!」
「ああ、わかった! オマエの彼女、水星にすんでるんだな!!」
「は?」
水星の公転周期は約88日。だいたい地球の四分の一だ。これなら水星年齢は同い年ぐらいになるけど、地球年齢は8歳だし」
「……」
「そうだろ?」
「そういう発想ができるオマエの方がやばいと思うよ」


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