2006年5月後半 5/16 ご自愛ください 今日は仕事でエラい人に手紙を書いていていたんですが、手紙の末文でよく 『時節柄 なにとぞお身体ご自愛のほど念じあげます』 とか書きますが、「自愛」って言葉を見る度に卑猥だなぁと感じます。だって自分を愛しちゃうんですよ? で、今日は自分のムスコを「ご自愛」しちゃおうと思うんだけど、誰かよいオカズを提供してください。できれば美少女を「ご他愛」しちゃう方が良いんですけど。 5/23 歌はズルイ なんか久しぶりにカラオケ行きましたよ。ただオッサンばかりなので楽しくも何ともありませんけどね、仕事の一環です。 だけどオッサンという種族は、カラオケで歌わずにぼんやり飲んだくれてると「ほらっ、ぴっちくんも歌いなさい!」とかなんとか言って巻き込んでくるのがイヤですね。ただでさえ人前で歌うのは苦手なのに、BOXでなくスナックだとイヤさ加減も倍増というもんです。 私には歌というのは昔から羨望というか、嫉妬みたいなものがあるんですよね。 文字を書き連ねて美しい話を作ったとしても、小説は読むのに時間もかかるし、手にとって読む人も他の媒体に比べたら少ないです。しかも感動したと言って涙を流すのはもっと少ないですよね。 じゃあ小説を上手な俳優さんに情感を込めて朗読してもらったらどうなるか。多少は感動する人の総量が増えるんじゃないでしょうか。さらに芝居にしたり、映画にしたりすると、さらに増えると思います。もちろん文学より映像媒体の方がすごいという意味ではないですけど、影響は大きいと思うのですよ。 でもね、歌はたった数分でそれを可能にするんですよね。ズルい。 さらに言うと、文学では直接すぎてとてもじゃない、そんなの素の会話でしゃべってたら寒すぎるっていうような表現であっても、旋律にのせたら問題なかったりもします。 もちろんメロディと詩の両方を作ることが難しいことで、決してシンガーソングライターなどを批判する訳じゃないんですが、【文字】の分野に住んでいる自分から見ると、5分程度の時間の中で多くの人に影響を与えることができる【うた】というジャンルが、羨ましいを超えて『ズルい』と思っちゃうんですよね。 っていうような話を10年以上前、ちょっと好きだった女の子に「カラオケ歌わないの?」と聞かれて、断る理由として話したのを思い出しました。何カッコつけたこといってるんでしょうね、私。ちょーはずかしぃー。 っていうような昔話をしてオッサンのカラオケ要求を断ろうと画策したんですが、酔っぱらいのオッサンは全然聞いちゃいねーし、店のママも「社長命令よ!」とかけしかけるし。 仕方がないから『ハレ晴レユカイ』でも歌って場を引かせまくってやりたかったんですが、なんだか問答無用で『兄弟舟』とか入ってましたよ。 やっぱり歌はキライかも。うん。 5/25 人は何故端っこを陣取るのか 電車の座席が空いていると、人はどうして端っこに座ってしまうものなのか不思議でならなかったのですが、先日ふとしたきっかけで氷解しました。ありがとうございます。いえいえ、どういたしまして。 で、なんだったかというと、 オセロです。 そう人は『オセロでは、端っこをとった方が有利である』という思考がこびりついてしまっているので、自然と端っこに陣取りたがる訳なんですね。実にわかりやすい納得のできる理由です。 端っこに陣取ってさえいれば、オッサンに挟まれて自分までオッサン色にされてしまうこともないわけです。反対に美少女を自分の知り合いで挟むことによって、その少女を自分色にひっくり返すこともできるわけですよ。漢字で書くと『嬲』ですね。これもオセロ理論に則って端っこに陣取ることで確率が上がるわけです。ただ『嫐』であるならば、端っこを譲ることもやぶさかではないのですが……。 だから若いDQN風のにいちゃんが、座席が空いてるのにもかかわらず真ん中にドッカと座っていたら、 「ああ、あの人はきっとオセロやらせたら小学生並みに弱いんだろうなぁ」 と哀れんだ目で見てあげましょう。 5/29 電車にて 先日、出勤途中の電車の中でバレーの栗原めぐみを386%(当社比)ほど美化したような素晴らしい私立女子中学生と向かい合わせの座席に座りまして。 その女子中学生が白く無駄な肉が付いていない、けれども筋肉ばかりというわけでもない綺麗な細身の足を何度も私の眼前で組み替えるんですよ。しかも何度も何度も。 さらに言うとその私立女子中のスカートは前で合わせるようになっておりまして、短いスカートからうっすらと白い布がチラチラするじゃありませんか! これはきっと私に神様が養女を与えてくれたに違いありません。そう考えるのは自然ですよね? しかし千載一遇の場面に出くわしているというのに、もうかれこれ引きこもり歴30年の私にはどう行動したらよいものかわからないのです。 そうこうしているうちに、私が降りる手前の駅で、少女は電車を降りてしまいました……。 次の日以来、私がその日と同じ時間の同じ車輌に乗るようになったのは仕方がないことですよね。うん。 |
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