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2005年3月前半




3/2   私だからマニア扱いなんだとは思わない

 ついに花粉症が本格的に炸裂し始めて、水っぱな垂れ流し中のぴっちです。やさしくカシミアティッシュで鼻をふいてくれる女神のような少女募集中。激しく募集中。

 昨今の世の中では、貧乳好きを公言すると「マニアック」のレッテルを貼られることが多いです。しかも男性からだけではなく、女性からもマニア扱いなんですが、コレってちょっとおかしくないかと思うのです。
 確かに現在は「おっぱい星人」と言われる巨乳好きが多いといわれています。実際にどのくらいいるかはわかりませんが、世間の風潮的に巨乳派が大勢をしめ、貧乳派はごく小数であると思われています。このことについても異論はなくも無いのですが、私が今回言いたいのは、『貧乳派をマニア扱いすること』の是非についてなのです。
 昨日もたまたま酒の席でこのような話となり、私が貧乳派であることを言うと、「マニア」「ロリ」「性犯罪者」とひどい扱いです。まるで巨乳派でなくては正常な男性ではないというような感じなんですよ。
 では本当に巨乳派ばかりの男の世の中になってしまったらどうなるのでしょうか。去年ワコールが行った調査でCカップ以上の女性の割合は20%ほどということがニュースになっておりました。ちなみにDカップ以上となると13%ぐらいだそうです。
 これがどういうことかわかるでしょうか。男がみんな「おっぱい星人」になってしまうと、恋人が得られる女性は5人に1人もいないという計算になるわけです。とくに日本人女性の8割をしめるBカップ以下の方は、どうしようもなくなってしまうわけですよ。これでもまだ貧乳派をマニア呼ばわりしますか、女性の方々!?
 でもまあ世間の風潮も少しずつ変わってきています。例えばマリア・シャラポワ。先日ニュースでバストのサイズが『75B』だと流れておりました。まだまだ巨乳神話を打ち破るほどではありませんが、目の肥えた人々は徐々に貧乳へとシフトしているということの表れです。まさにこれからは『貧乳・微乳』こそがトレンドなんですよ!

 と熱く貧乳派をマニア呼ばわりするのは不当であると語ってみたところ、同僚にあきれられてしまいました。特に部署移動で来ていた新人女性。


 ……
 私、明日から既婚者となるんですが、こんなんで大丈夫なのかと少し反省。





3/4   初夜の初夢

 夢を見ました。

 夢の中の嫁さんはお腹が大きくなっていました。妊娠しているようです。私は「種まきなんてずいぶんとしてないのに(←実話)、なんでできるんだろう」といぶかしんでいます。
 そこへ嫁さんの一言、

「実は、アンタの子じゃないんだ……」

 その言葉を聞いて、夢の中の私はめまぐるしく頭を働かせます。


《ということは、オレの子じゃないってこと?
 ラッキー! ついに現実で血のつながっていない娘ゲットォォッ!!
 まさか本当にできるとは思わなかったよ。長年あきらめずに念願してきたかいがあったというものだな…

 ん、ちょっとまてよ。
 この場合、生まれてくる子はどういう扱いになるんだ?
 認知して実の子としてしまったら、養女ではなくなってしまうしなぁ。
 養女にするとしても、『特別養子縁組』にするか通常の養女にするかの選択もあるわけだ。
 理想を言えば、ノーマルな養女にしたいところだが、そんな要求をした場合は離婚へと派生してしまう可能性もある。それでは元も子もないな。
 だいたい養子縁組した時点で、養女との結婚は不可能になってしまうわけだし、ここは男らしく認知をして実の娘としよう。で、二十歳になったら『実は、オマエは父さんの子じゃないんだ』『えっ。そんな……』的な展開をだな迎えちゃったりするんだ。
 しかし、法律上はまごうことなき実の娘だったりするよなぁ。やっぱり認知せず、養女としてすごしたほうが……
 いや、まてよ……
(以下、エンドレス) 》


 ……
 結婚してすぐの夢がこれでは、いくらなんでもあんまりだと深く反省。





3/6   蛍の光 窓の雪

 高校生は卒業シーズンですね。
 街の往来で卒業証書の筒をもった女子高生をよく見かけます。
 もう君たちには何の価値もありません。これからは『女子高生』というブランドに頼らずがんばってください。私にはもともと価値の無い存在ですけれども(向こうにとっても私は価値ないでしょうが)。

 仕事でふらりと小学校の脇を通ると、体育館から蛍の光の歌声が聞こえてきました。近ごろは卒業式でもポップスを使ったりするところも多いですが、『蛍の光』『仰げば尊し』あたりは普遍の卒業式ソングとなっていますね。中でも『蛍の光』はもともとスコットランド民謡にもかかわらず、バッチリと定着しております。
 先日この蛍の光の原曲を聞く機会がありました。『Auld Lang Syne』という曲です。


 『Auld Lang Syne』

 Should auld acquaintance be forgot,       
 And never brought to mind?
 Should auld acquaintance be forgot
 And auld lang syne?


 スコットランドの言葉なんで微妙にわかりづらいですが、要約するとなつかしい友人と再会して「ひさしぶりだから昔のことでも肴にして、一杯のもーぜ」ってな歌詞です。
 歌ってる人がこれまた渋い声の人で、いいかんじのおっちゃん同士が「あんなことがあったよなぁ」なんて言いながら、暖炉の前でエールを飲んでる風景が目に浮かびました。蛍の光と全然ちがうやん。
 なんで蛍の光みたいな歌詞になっちゃったんでしょうねって話を『Auld Lang Syne』を聞かせてくれた友人に聞いてみました。なんでも蛍の光は最初から学校で歌うことを前提として作られた歌なので、歌詞は当時の教育の現場にあわせたからだということでした。ついでに言うと蛍の光には4番まであるそうで。全く知りませんでした。うーむ。


 『蛍の光』 −三番と四番−

三.筑紫のきわみ 陸の奥
  海山とおく へだつとも
  その真心は へだてなく
  ひとつに尽くせ 国のため

四.千島のおくも 沖縄も
  八洲のうちの 守りなり
  至らんくにに いさおしく
  つとめよわがせ つつがなく


 この歌詞では知らなくても仕方ないかも。絶対学校で習いそうに無いですからね。教えてる先生がいたら、いろんな方面から速攻クレームつきそうです。
 でも三番・四番を隠す教育というのもいかがなものと思いますが。問題あると思うなら、最初から歌わなきゃいいんですから。どんなもんなんでしょうか、文部科学省様。





3/10   名古屋は味が濃いがね

 私は愛知県生まれで現在も名古屋に在住しているのですが、生まれてこの方、ココの味付けにはちっとも慣れることができません。味が濃すぎです、名古屋。
 昨日も嫁さんとはじめて入った店で夕飯をとっていたのですが、あまりの名古屋味付けに辟易させられました。私の友人はイタリア料理の店を出しているのですが、客にあわせて少し味は濃い目で出すそうです。
 かように濃い味が好きな地域なんですが、これだけ濃い味付けで育ったら、高血圧になる人も多いのではないでしょうか。というわけで、早速いろいろ調べてみます。まずは『日本血圧MAP』というサイトを見てみました。1995年の結果を各都道府県でグラフにして出してみるとこんな感じです。

クリックで大きいグラフが出ます

 あれ?
 愛知県も他の都道府県も大して変わらないですね。コレでは『愛知県民は味オンチなだけでなく、高血圧だから終わっている』という自虐的なオチを導き出そうとした私の意図にそぐわないじゃないですか。
 よし、他の資料も見てみましょう。高血圧といえば、脳卒中&心疾患の元凶と言われています。こっちで見れば大丈夫のはず……

『三大死因による死亡の状況』(下の方にあります)

 うーむ。やっぱり『味が濃い地域=高血圧』というのはイマイチ結びつきません。塩分って高血圧に関係あるんじゃ無かったでしたっけ?
 そこで改めて塩について調べてみると、意外な発見がありました。現在の科学では、『塩分の取りすぎ=高血圧』というのは否定されているんだそうで。ただし、日本人の高血圧の20%ぐらいの人は「食塩感受性(腎機能に問題があり、血圧が塩分に敏感に反応してしまう人のこと)」が高いそうで、これらの人々は塩によって血圧が上がる可能性があり、腎機能も悪いので特に注意が必要だそうです。
 ということは、ほとんどの人は塩とっても良いってことになりますよね。高血圧に気をつけて「減塩」って書かれた醤油やら味噌やら買い込んでいた人はムダってことなんですか?

 どちらにしろ、私は薄味なものを食べたいです(←昨日の外食での夕飯を残した人)。





3/12   万博がはじまりそうです

 リアルな夢を見ました。
 駐禁を切られる夢。しかもドアミラーに留めてあったタグには、モリゾー&キッコロが描いてありました……。

 あと2週間ほどで愛知万博がはじまります。
 先日引越しをしまして、現在の住まいは名古屋の東の果て、万博会場からは3kmほどのところです。友人には近くて良いねと言われましたが、最近は警察がものすごい勢いで巡回しております。通常の3倍ぐらい。まさにシャア専用状態です。前はこんなにいなかったのに、さすがに厳重な体勢になってきております。
 それ以外にもいろいろと変化が見られます。
 まずは交通。
 TVなどでも取上げられているリニモのほかにも、高速道路のICが新設されたり、『万博会場まで○分』というような道路標識も一気に増えました。通勤路にもバシバシ標識がたってますので、これからの通勤が思いやられます。
 そして物件。
 結婚するにあたって不動産屋で新しい部屋をさがしていたんですが、万博会場で働く人たち用に大量の物件が借りられてしまっていて、ろくなのが無いという状況でした。3月過ぎてから探し始めた私が悪いんですけど、。
 不動産屋に行ってもみなさん忙しそうに回っておられました。店員さん曰く、通常年の3倍ぐらい忙しいそうで。やはりシャア並みらしいです。
 さらに街の風景に外国人が目立つようになりました。
 名古屋とは言っても地下鉄最果ての街である藤が丘では、今までそれほど多くの外国人を見ることは無かったんですが最近は頻繁に見かけます。まだ万博ははじまっていませんので、おそらく関係者の方々なんでしょうね。会場から一番近い繁華街といったら藤が丘になりますので、ココまで買出し&飲み食いにきているのでしょう。これで開催となったら、きっと今の3倍ぐらいの外国人を見ることになるのではないでしょうか。やっぱりシャア(以下略)
 あと、この間警備関係の人と飲む機会があったのですが、治安の悪化も心配されるようです。韓国&台湾の人はノービザでOKですので、これを機に犯罪者も流入する可能性もあるわけで。さらに言うと、地下鉄の輸送量とリニモの輸送量があまりに差があるらしく(なんでも3:1ぐらいだそうな)、藤が丘で大量の人が待たされる結果となるらしいのです。待ち時間に耐えられなくなった人々のストレスが爆発する! なんて事があったらとんでもないことになってしまいそうです。こわいなぁ。

 かように近くに住むものにとっては、万博開催は懸念することも多いわけなんですけれども、私はとっても楽しみなんですよ。
 なぜかって?
 だって、万国博覧会ですよ?
 とうぜんかわいらしい幼女だってたくさん来るわけじゃないですか。しかも日本人だけでなく、海外からもたくさん!
 ということは、その中でとびっきりのかわいらしい子が、「ぴっちさんの養女になりたい!」って言ってくれる可能性も飛躍的にUPするというわけですよ!!(←治安悪化)

 楽しみですね、愛・地球博。


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